読書 お化け大黒〜ゴミソの鐵次 調伏覚書〜[ 平谷美樹 ] #--小説--★★★ 2024年11月10日 お化け大黒〜ゴミソの鐵次 調伏覚書〜【電子書籍】[ 平谷美樹 ]価格:660円 (2020/11/29時点)楽天で購入8つの短編からなるライトな怪異集です。江戸時代、江戸で起こる様々な怪異を、津軽出身の占い師が、その仲間たちと解決していきます。シリーズものの第二巻です。話のつながりもあり、1巻から読んだ方が良いかと。怪異といっても、まがまがしい、グロイものはなく、 不思議な現象、その背後にある死者の霊魂の話です。舞台も、江戸の長屋だったり、芝居小屋だったり、遊郭だったりと、江戸の雰囲気も十分楽しめる本です。 PR
読書 暗い引力 #--小説--★★★ 2024年10月13日 暗い引力【電子書籍】[ 岩井圭也 ]価格:1,980円 (2024/10/13時点)楽天で購入お勧め度:★★★ 好きだなあ、堕ちていく小説。借金、過去、隠ぺいなどで、堕ちていく小説が4編です。どれも、趣向が異なり、登場人物のタイプの異なり、面白い。好きだなあ、堕ちていく小説。自分も堕ちていくような気になる。もっとこの手の話を読みたい・・・。
読書 海を破る者 #--小説--★★★ 2024年09月08日 海を破る者 [ 今村 翔吾 ]価格:2,200円(税込、送料無料) (2024/9/8時点)楽天で購入お勧め度:★★★ 力作。なんだろうけど、なんか、合わなかった元寇で、水軍を率い活躍した伊予の御家人、河野通有の生涯を描いた本でした。元寇の話は、中心ではあるが、ま、一部という感じで、没落した河野家を立て直すため奮闘する姿、異国人や旧友、家臣との人生を描いた本でした。力作だと思うのですが、個人的には、なんか、波長が合わない本でした。
読書 某には策があり申す 島左近の野望 [ 谷津矢車 ] #--小説--★★★ 2024年09月08日 某には策があり申す 島左近の野望 [ 谷津矢車 ] (楽天Booksへのリンク)生涯戦いを求めた男、島左近の生涯を描いた本です。筒井家、豊臣家、蒲生家、石田家と 所属を変えながら、関ケ原の戦いまで、いろいろな合戦での活躍を中心に描かれています。島左近が、なかなか、強烈なキャラとして描かれていて 興味深く読めました。また、合戦シーンも、丁寧に描かれていて 面白かったです。
読書 魔女と過ごした七日間 #--小説--★★★ 2024年08月18日 【中古】魔女と過ごした七日間 /KADOKAWA/東野圭吾(単行本)価格:1,086円(税込、送料無料) (2024/8/18時点)楽天で購入お勧め度:★★★ 安定の面白さ。上手いなぁ。「ラプラスの魔女」シリーズの第3弾です。父親を殺された中学生とその友人、そこに不思議な力をもつ女性円華が関わってきて、犯人捜しを始めるが、そこには警察の闇が・・・という感じです。安定の面白さです。ストーリーも面白いし、ボリュームもあり、読み応えもありました。ただ、中学生たちの話が、ちょっと過剰に感じ、また、魔女の活躍も、思ったほど多くなく、そして、犯人も、あれ?って感じでした。でも、面白かったですよ。